子育てQ&A
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我が家に二歳の子供がいるのですが、食事中に歩き回ったりして、落ち着いてご飯を食べてくれません。どうしたら良いでしょうか?
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子どもが食事中に落ち着かない場合、いくつかのアプローチがありますので試してみましょう。但し、全ての子どもが同じように反応する訳ではないので、どれが一番効果的か見極めることが大切です。子どもの個性や好みに合った方法を見付けてみましょう。
1.食事の環境を整える
- 食卓を静かで落ち着いた場所に設定し、刺激が少ない環境を作ってみる。
- 食器や椅子が子どもに合っているっか確認してみましょう。リラックスした快適な状態で座れるように工夫することも必要です。
2.リズムを作る
- 食事の時間を一定にし、リズムを作ることで子どもは予測がつきやすくなります。規則正しい食事スケジュールを心掛けてみましょう。
3.食事を楽しいものにする
- 食事を楽しい体験にするために、お皿や箸を使ってみたり、カラフルな食材や様々な食感を使って、豊かな料理を作ると食事が楽しくなるかもしれません。
4.一緒に食べる
- 家族と一緒に食事をすることで、お子様は食事を共有する楽しさを感じるかもしれません。また、近くにいるパパ・ママが良い食事のモデルを提供することも大切です。
5.食事の時間を守る
- 食事の時間は食べる時間として確保し、他の活動と分けるようにしましょう。テレビやスマートフォンなど見ながらのながら食事は避けましょう。
6.無理をせず柔軟に対応する
- 子どもは気分や受胎によって様々な反応を示します。無理に座らせるより、お子様がリラックスして食べられるように工夫してみましょう。

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二歳の子どもがいるのですが、最近トイレトレーニングを始めたのですが、トイレに行こうと誘っても嫌がり、おむつが濡れていても気にしません。どうしたら良いでしょうか?
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トイレトレーニングは子どもにとって大きな変化であり、個々のペースで進むものです。下記に挙げたものが、一般的だと思います。但し、子どもは個々により異なるので、お子様のペースに合わせながら進めることが大切です。
1.子どもに合ったタイミング
- 子どもの成長には個々の差があります。トイレトレーニングを始めるのが早過ぎたり遅過ぎたりすることがあります。お子様の興味や準備が整っているかを見極めましょう。
2.適切なトイレ用具
- 子どもがトイレに座りやすいような補助用具を使用すると良いかもしれません。また、子ども自身が用具を選べると喜ぶことがあります。また、便座の縁に踏み台を置いて、足がつくようにすると安心感を得られることがあります。
3.モデリング
- 親や兄姉がトイレに行く様子を見せることで、子どもが真似をしやすくなります。親がトイレに行くときに一緒に行くことで、お子様が興味を持つことがあります。
4.我慢させずにリラックスさせる
- お子様がトイレに行くことを強制せず、我慢させないようにしましょう。リラックスした雰囲気で、トイレに行くことが自然な習慣になるように心掛けてみましょう。
5.トイレトレーニングの進捗を観察
- お子様がトイレに行く頻度やタイミングを観察し、それに合わせて行動してみましょう。徐々に、成功体験を積むことで、お子様も自信をつけることができます。
6.忍耐強くサポート
- トイレトレーニングは時間が掛かります。お子様が進捗しないとしても、焦らずに忍耐強くサポートしましょう。

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小さな子がいます。夜泣きがひどく、毎晩必ず大泣きします。昼寝もほとんどしません。ぐっすり寝て欲しいのですが、どうしたら良いでしょうか?
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夜泣きや昼寝の問題は、小さな子どもにとって一般的な課題であり、原因は様々です。下記を参考にしてみて下さい。但し、子どもの健康状態や行動パターンによっては、ご相談頂ければと思います。
1.安心感を提供する。
- 小さな子どもは安心感が重要です。寝る前にリラックスできる環境を作り、安心感を与えることが大切です。例えば、同じリトミックを守る、愛らしい ぬいぐるみやブランケットを一緒に寝かせるなどが考えられます。
2.ルーティンを確立する。
- 一定の寝る前のルーティンを作ることで、子どもは寝る前になるというサインを理解しやすくなります。例えば、お風呂に入る、絵本を読む、静かな音楽を聴くなどが挙げられます。
3.昼寝の重要性を理解する。
- 昼寝は小さな子どもにとって重要です。昼寝が不足すると夜泣きが増えることがあります。昼寝の時間と場所を整え、お子様が昼寝をとる環境を整えましょう。
4.寝る前の刺激を減らす。
- 寝る前に刺激的な活動やテレビ、スマートフォンなどを避け、穏やかで静かな環境を作ることが大切です。
5.睡眠サイクルを確認する。
- お子様の生活のリズムや寝る時間を見直し、夜泣きの原因となっている可能性があるものを特定してみましょう。
6.栄養バランスを確保する。
- お子様の栄養が適切かどうかも重要です。健康的な食事を提供し、寝る前にお腹を空かせないように気を付けましょう。
7.専門家に相談する。
- 睡眠障害や発達に関する問題があるかもしれないので、小児科医の専門的なアドバイスが必要かもしれません。

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我が家に1歳の子がいます。他の子と遊んでいると、周りの子の顔を引っ搔こうとします。親の私も、何度も引っかかれました。「ダメ、ダメ。」とあまり言ってもいけないような気もします。どうしたら良いでしょうか?
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1歳の子どもが他の子との交流で引っ掻く行動をとるのは、まだ言葉で感情を表現することが難しいため、感情やコミュニケーションの一環として行動することがあります。この時期の子どもの行動は探索的であり、新しいことを学び、感覚を確かめる手段として行われることが多いです。こういった行動には、注意深く関わることが必要です。
1.穏やかなリアクッション。
- 子どもが引っ掻いた時は、怒らずに穏やかで優しい声で「痛いよ」と教えてあげましょう。怒りっぽくなく、お子様に安心感を与えることが大切です。
2.手の使い方を教える。
- お子様に優しいコミュニケーションの方法を教えることが重要です。手を使うことが許されている場面で、他の子どもとの遊び方や触れ合い方を教えてあげましょう。
3.模範となる。
- 子どもは親の行動を真似ることがあります。他の子どもとの接触やコミュニケーションの際に、優しい態度や手の使い方を見せることで、子どもが学ぶことがあります。
4.適切なコミュニケーションスキルの促進
- 言葉がまだ十分に発達していない時期でも、適切なコミュニケーションスキルを身につけさせるために、感情を表現する方法を教えましょう。手を使わずに表現する方法や感謝や共有の言葉を伝えましょう。
5.リダイレクト
- お子様の引っ掻くっような行動を見かけたら、注意を逸らすような遊びや活動に誘導することで、その行動を避けるようになるかもしれません。
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生まれつきなのか分かりませんが、生まれた時から泣いていることが多く、子どもから離れたり抱っこをしていないと抱っこするまで泣き続けます。常に近くにいてあげたいのですが、そうもできません。どうしたら良いでしょうか?
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子どもが生まれつき泣き続けることは、一部の子どもにとっては自然的な行動ですが、常に泣き続けられることは親に多大なストレスを与えます。下記は、そういった状況に対処するためのアドバイスです。大切なのは、お子様が安心感を感じ、親子の絆が強化されるような環境を提供することです
1.医師の診断。
- まずは、お子様の泣きっぷりが異常なものでないかを確認するために、小児科医に相談しましょう。生理的な問題や健康上の懸念がないか確認することが大切です。
2.抱っこや愛情を積極的に。
- 生まれたばかりのお子様には安心感と愛情が必要です。できるだけ抱っこをしてあげましょう。そして、触れ合って声を掛けてあげて下さい。赤ちゃんは、人の温もりや声に敏感です。
3.寝具や環境の確認。
- 寝具や寝る環境が快適でない可能性はありませんか。寝具が適切で、部屋が静かで落ち着いた状態になっているか確認してみましょう。
4.予測可能はスケジュール
- 子どもでも、予測可能なスケジュールに安心感を感じることがあります。食事や寝る時間を一定にし、予測可能な日常生活を過ごすことで安心感が増すこともあります。
5.バウンシングや揺らす動作
- 赤ちゃんは揺れる動作やバウンス(跳ね上がる)など、優しくリズミカルな動きに安心感を覚えることがあります。揺れるベッドや揺れるチェアを利用してみると良いかもしれません。
6.白いノイズや音楽
- 静かな環境が苦手な子どもには、ホワイトノイズ(ホワイトノイズは、一定の音が続くことでリラックス効果があり、ストレス軽減や睡眠の質を向上させることができる)や穏やかな音楽が安心感を与えることがあります。音楽やホワイトノイズを取り入れてみましょう。
