子どもたちを「つくし」にたとえ、すくすくと育ち、小さいながらも力強い生命力を感じさせることから「つくしんぼ保育園」と名付けました。

生後１・２年で自分の意図や欲求を表現して実現しようとする幼児の姿に自分で判断する力の萌芽を見ることが出来ます。そうした意欲を育むことが、子育ての大きな目標でもあります。家庭では、ついつい「〇〇しなさい」という言葉を使いがちになったり、過保護、過干渉になったりすることもあるかもしれませんが、子どもが生まれながらに持っている「伸びよう」という力を信じて見守ることも、保育士として大切な心構えであると考えています。

甲府市にある保育園の中では小さな保育園ではありますが、小規模保育園ならではのゆったりのびのびと個々の成長を大事にしながら関わります。
乳幼児期は「見て・聞いて・触って」全ての感覚で吸収し、たくさんの事を経験し学ぶとても重要な時期です。甲府市の市街地にある保育園ではありますが日本ならではの四季折々の風景や事柄を体感できるような保育活動も日常保育に組み込みながら、ひとつでも多くの経験ができる場でありたいと思っております。つくしんぼ保育園という場が子ども達にとり、よき刺激の場となり、様々な経験を通して豊かな感性や表現力を育める場でありたいと思っております。
また、家庭環境や家庭をとりまく地域環境が昔とは大きく変わってきた昨今。甲府市もその影響がないとは言えません。家族以外の人と関わる機会が昔と比べ減少しているのです。家族が愛情を持って関わることは普通のことではありますが、家族以外の大人からの愛情を受けることや同年代の子ども同士の関わりの中で、人に対する愛情や信頼感を培えるよう、また第２の家庭と成り得るよう愛情をもって子ども達一人ひとりを大切にして参ります。